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千山 千光寺
千光寺
洲本市街から、西に目をやるとひときわ高い山が見えます。地元では淡路富士と親しまれている山頂にあるのが高野山真言宗の別格本山、先山千光寺。
本尊は千手観音。縁起によると大猪(為篠王)に化身した観音菩薩に導かれた狩人の忠太(藤原豊広)が開基したとされ、境内には狛犬ではなく神使として猪が置かれている。
梵鐘は弘安6年(1283年)の銘があり国の重要文化財。本堂の鰐口は天文15年(1546年)のもの。三重塔は高田屋嘉兵衛により文化年間に修築されたという。また仁王像は運慶の作であるといわれる(実際の作者は不明)。古くから信仰を集めており、今も大晦日の夜の「除夜詣」から正月の初詣にかけて賑わう。
初詣の後にここから拝む初日の出は格別。
団子ころがし
日本昔ばなしにも出てきます、知ってる方も多いと思います。
法事の五七日忌(35日)に団子またはおにぎりを山上から谷に向かって投げる供養行事。
これは死者の行く手に待ち構える餓鬼をそれらの供物で逸らせ、死後の旅路を手助けしようとするもので、施餓鬼法要とも言われる五七日忌にこの先山をはじめ、妙見山や地蔵山、開鏡山、愛宕山などで行われている。
概要
山名は国生み神話でイザナギ・イザナミの二人の神が淡路島を創ったときに、最初にできた山がこの先山であるとされることから。
山頂の展望台からは大阪湾はもとより四国まで望むことができ「洲本八景」の一つに数えられ、 また本山と諭鶴羽山(608m)、柏原山(569m)で「淡路三山」とも呼ばれる。
詳細
住所 | 洲本市上内膳2132 |
TEL | 0799-22-0281 |
料金 | 無料 自由参拝 |
駐車場 | 無料 |
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