淡路島玉ねぎ出荷量2割減2016年度

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タマネギの生育不良を引き起こす「べと病」が2016年、西日本で流行したことを受け、大ぶりで甘いブランドタマネギの産地、淡路島の生産・出荷量が前年産から2割落ち込んだことが16日、兵庫県玉葱(たまねぎ)協会(南あわじ市)の調査で分かった。同病は今年に入ってからも発生が確認され、県立農林水産技術総合センター(加西市)は既に第2号となる注意報を出し、防除の徹底を呼び掛けている。(神戸新聞)

同協会によると、淡路島の16年産の生産量は約7万2千トン(15年産9万トン)、出荷量は約6万7千トン(同8万5千トン)で、いずれも前年産比2割減。

発病に伴い、生育途中や収穫後の廃棄が増えたためとみられる。

南あわじ市を中心に3月中旬以降、6月にかけて極わせ品種から順に収穫・出荷されるが、同協会は「今年はさらに減る可能性がある」と警戒を強める。

一度感染した畑には何年も菌が残るためで、「同じ畑での連作をやめ、タマネギを生産していない畑で栽培してほしい」としている。

同センターは15日、極わせ・わせ品種に続き、なかて・おくて品種で同病の発生を確認したとして、注意報第2号を発令。

53ほ場で現地調査した結果、発病ほ場率は1・9%、発病株率は0・005%と限定的だったが、「昨年多発したため、ほ場内の菌密度は高いはず。今後の発病が予測されるため、油断せず対策を」と薬剤による防除、発病株の抜き取りを呼び掛けている。

気温が15度前後で高湿度の状態が1〜2日続いたときに発病が進むといい、「これから注意が必要な季節に入る」と同センター。

「今年が流行を抑え込む正念場だ。今年しっかり防除できれば、土中の菌の密度をかなり低減させられる」と話す。

 

 

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